組織に必須のコンプライアンス

企業研修で受講者に「コンプライアンスって何でしょうか」と問いかけるとその答えのほとんどが「法令遵守」と返ってきます。その答えは間違いではありませんが、正解ではありません。「コンプライアンス=法令遵守」という考え方が多くの企業や社会で問題を引き起こしているのです。確かにComply with the Lawを直訳すれば「法令に従う」となり「法令遵守」という翻訳になるかもしれません。しかし、社会の中で、そして企業という組織の中で生きていくために法令を遵守する、ルールを遵守するのは当たり前のことで、本当に必要なものは法令遵守をはるかに超えた「正しいことは何かを考えて行動していくこと」であるはずです。
この認識のズレが最近の日産自動車、神戸製鋼所、三菱マテリアル、東レの不祥事につながっていると思います。このような企業は必ず、「内部統制」と称して様々な規則をつくり社員を縛り上げているのも事実です。縛り上げられた社員は、どのような行動をとるかは火を見るよりも明らかです。彼らは「余計なことを言うのはやめよう」「少し不具合があっても黙っていよう」となって組織の中に多くの隠し事が増え、問題山積の組織になっていくのです。さらに、それに輪をかけるように現代の企業の管理職のダメさ加減が輪をかけて組織を崩壊させてしまいます。
このような組織にしないために「コンプライアンス」にかかわる研修や講演が必須となります。私は講師として、これまで年間150回を超える企業研修や講演に登壇しており、その約3分の1がコンプライアンスやリスクマネジメントにかかわるものです。

管理職の強化と組織を明るく活性化させる前向きのコンプライアンス研修・講演は今の企業に必須です。

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