関連多角化(成長戦略)

これまで自社を成長させる4つの戦略的な考え方のうち、市場浸透、製品開発、
市場開発の三つの考え方を見てきました。成長の方向性の最後、4つ目の考え
方は多角化と言われますが、多角化は関連多角化と非関連多角化の二つがあり
ます。非関連多角化は、製造業が不動産業を始めるように全く関係のない分野
へ出ていく考え方ですので、ここではより重要性の高い関連多角化について述
べたいと思います。
関連多角化を考える時には、以下のようにそれぞれ考えて新たな市場、新たな
事業を見出すといいでしょう。
(1)商品の新たな機能での市場:今の商品の新たな機能を考えて使用できる
   新たな市場はないだろうか。
(2)商品の種類を追加して新市場:今の商品の種類を追加して新たな市場に
   向けることはできないだろうか。
(3)遊休設備を活用しての新事業:当社が持つフル活動していない遊休設備
   を活用して新たな事業はできないだろうか。設備ではないが「遊休人材」
   の活用も考えましょう。
(3)既存施設を活用しての新事業:今の設備をフル活用するために新た事業
   に向けた活用が出来ないだろうか。
特に日本の企業の場合、総資産回転率の低さを見ればわかるとおり充分に活用
されていない設備や人材が多いです。既存の設備・人材遊休設備・人材のフル
活用は新たな投資を必要としませんので非常に効率の良い事業展開を可能とし
ます。関連多角化を考えるとき、特に「既存設備・人財のフル活用」をキーワ
ードとして考えることで大きな効果を発揮します。お奨めです。

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