自社コア・コンピタンスの発見

 

それでは自社のコア・コンピタンスを発見するにはどうしたらよいでしょうか。通常、コア・コンピタンスの代表的な例として、シャープの液晶技術、日立製作所の省エネ技術、セブイレブンのPOS利用による情報管理ノウハウなどがあります。コア・コンピタンスを考えるとき、以下の4つのポイントを押さえる必要があります。

 

①顧客にとって価値あるものか

②希少性があるか

③模倣される可能性はあるか

④その資源と能力を活用する組織体制は万全か

 

以上の要件を押さえたうえで、以下の7つのステップにそって自社のコア・コンピタンスを確立しましょう。

 

1.コア・コンピタンスの候補をリストアップ

スキル、経営資源、物的資産、蓄積されたナレッジ、企業文化、専門知識、他者との関係性などの観点から考えてリストアップする。

2.長期にわたって競争優位の源泉とみなされないものを1)から除く

残ったもののみを3)へ

3.そのコア・コンピタンスは顧客にとって価値あるものか

そのコア・コンピタンスに価値を感じて顧客がお金を払ってくれるかどうか。その価値が見いだせないものは削除して4)へ

4.それは希少な資源か

希少性がなければ削除する

5.他社から模倣されやすくないか

他社の模倣が容易であれば希少性は保てないのでリストから削除。模倣が不可能かあるいは模倣が困難にする方策がある場合以外は削除。

6.そのコア・コンピタンスが持つ競争優位の可能性を企業が十分に利用できるか

ここまで残ったら可能性大なので削除せずに、このコア・コンピタンスを育成して組織を変革していくことを考えよう。

7.最後に残った一覧からどれが将来の推進力になるかを多面的に討議する

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